斎藤健太郎くん(M2)と加藤修くん(M1)がEC2015で口頭発表しました
平成27年9月25日(金)〜27日(日)に札幌教育文化会館,および,北海道大学学術交流会館で開催されているエンターテインメントコンピューティング2015(EC2015)にて,自律系工学研究室の修士2年の斎藤健太郎くんと修士1年の加藤修くんが口頭発表を行いました.
斎藤くんは,ロボットの操縦などにおいて人がインタフェースの入力とロボットの動作の対応関係を覚えることの困難さを軽減するために,人の入力とロボットの動作のインタラクションから相互に学習を行うことに人にとって使いやすいインタフェースを構築することを目的とした研究です.それぞれの人に特化したインタフェースの構築が可能となります.
加藤くんは,スポーツのカーリングの戦略部分に注目したデジタルカーリングというサーバクライアントプログラムにおいて,カーリングをプレイできるクライアントプログラムを開発しています.本発表では,ゲーム木探索の手法を適用し,2手先の先読みを行う際に1手先の評価から枝刈りを行うことの有効性について検証したものです.
斎藤 健太郎, 飯塚 博幸, 山本 雅人, 入力予測誤差最小化による相互学習インタフェース, エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集, pp. 592-597 (2015)
加藤 修, 飯塚 博幸, 山本 雅人, デジタルカーリングのおけるゲーム木枝刈りの有効性検証, エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集, pp. 412-417 (2015)