野口渉くん(M2)の論文が国際雑誌Adaptive Behaviorに掲載されました
自律系工学研究室の修士課程2年野口渉くんの執筆した下記の論文が,国際雑誌 Adaptive Behavior (Impact Factor: 1.098) に掲載されました.
シミュレーション上でのエージェントの主観的な視覚情報と運動情報の系列を統合したディープラーニングによって,エージェントの内部に認知地図(Cognitive Map)を構築することに成功したことを示した論文です.
人は,何度か行き来した場所を俯瞰的にみた地図(認知地図)のようなものをもつことで,実際に通ったことはなくても目的地までの近道となりそうな道を発見できたりします.このような能力を機械が
獲得するために, GRUs (gated recurrent units)を用いた階層型リカレントニューラルネットワーク(階層RNN)モデルを提案したものです.
Wataru Noguchi, Hiroyuki Iizuka, Masahito Yamamoto
Cognitive map self-organization from subjective visuomotor experiences in a hierarchical recurrent neural network
Adaptive Behavior, Online Published, pp. 1-18 (2017)
論文情報は こちらから閲覧できます.
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